WordPressをbitnamiからnginx/php-fpm/mariadbに移した件

Amazon Linux

約 6 分で読めます。



このサイトを2020年11月にLightSailのbitnamiインスタンスで開設して使っていたのですが、最近こんな警告が出るようになりまして。



PHPバージョンが低いのは確かに良くないよなあと思ったので、思い切ってnginx/php-fpm/mariadb環境に移行しました。

移行後のPHPバージョンは以下。
最新になったので、ひとまず最低限の対処はできたかなと。

sudo docker compose exec wordpress php -v
PHP 8.1.10 (cli) (built: Sep 13 2022 10:34:13) (NTS)
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.1.10, Copyright (c) Zend Technologies
    with Zend OPcache v8.1.10, Copyright (c), by Zend Technologies



やったことは大したことなくて、

・LightSailでAmazon Linux 2インスタンスを作る
・bitnami側のバックアップを取る
 ・Webコンテンツ
 ・データベース
・バックアップをAmazon Linux 2インスタンスにレストアする
・DNSサーバーの解決先をAmazon Linux 2にする
・bitnamiインスタンスを停止する

このくらいです。

LightSailでAmazon Linux 2インスタンスを作る

これはこちらの記事を参考に実施しました。

固定IPアドレスの割当も実施。

bitnami側のバックアップを取り、レストアする

これはこちらの記事で。



かいつまんで書くと、バックアップは以下。

# Web contents
cd /opt/bitnami/apps/wordpress/htdocs/
sudo tar jcf wordpress.tar.bz2 .
# Database
mysqldump -u root --single-transaction -p bitnami_wordpress > bitnami_wordpress.linuxfun.org.sql

レストアは以下。

# Web contents
cd html
sudo tar jxf wordpress.tar.bz2 .
sudo chown -R www-data:www-data .
# Database
sudo cp bitnami_wordpress.linuxfun.org.sql mysql
sudo docker-compose exec db /bin/bash
# Below is work in container
sed -i 's/utf8mb4_unicode_ci/utf8mb4_unicode_ci/g' /var/lib/mysql/bitnami_wordpress.linuxfun.org.sql
mysql -u root -p bitnami_wordpress < /var/lib/mysql/bitnami_wordpress.linuxfun.org.sql

詳細は↑の記事を確認ください。

DNSサーバーの解決先をAmazon Linux 2にする

これは使っているDNSサーバーによっていろいろやり方がありますが、自分の場合はGoogle Domainで取ったドメイン名で、Google Domainへの問合せをLightSailのDNSに転送するようにしています。

LightSailのDNS設定を変更するだけなので楽ちんです。

bitnamiインスタンスを停止する

普通に停止すればいいですね。

終わりに

いかがでしたか。

bitnami stackは個人的にブラックボックスな感じだったのですが、docker composeに移行できたので、今後のメンテナンスはやりやすくなったかなと思っています!

Comments

タイトルとURLをコピーしました