【案件】Nimbus NoteからJoplin on Nextcloudに移行した件【管理】

Joplin

約 6 分で読めます。



最近まで自分のtodo管理にNimbus Noteを使っていました。



なのですが、最近このNimbus Note、有料版の値上がりが激しく

2021年6月10日
 420円 → 440円
2021年8月10日
 440円 → 560円
2022年5月10日
 560円 → 840円

ということで、一年もの間に2倍になってしまいました。

月840円ということですと年間約1万円になります。

年1万円に見合うメリットがあればいいのですが、そうとも思えず、代替品の検討をと。

最近は自分の手元にデータを置いておきたい欲求が高まってきていますので、Nextcloudを使って何かtodo管理できないかと考え始めました。

参考ですが、これはOneDriveからNextcloudに移行したときの記事。



探すなかでJoplinがNextcloud対応してそうだったので、使ってみることにしました。

使ってみた

こんな感じです。
左から順に
 ノートブック(ノートをまとめたもの)
 ノート一覧
 ノートのソースコード(Markdown)
 ノートのプレビュー

というように並んでいます。

プレビューはソースコードを更新すると自動的に更新され、いい感じです。
Ctrl+SでNextcloudにアップロードできるので、同期も楽チン。

Nextcloudでの設定



管理者権限のアカウントでNextcloudにログインし、検索すると見つかります。
通常のアプリ同様何も考えずにインストールすればOKです。

アプリ側の設定

私はChromebookを使っていて、
 ①Google PlayでJoplinを入れる
 ②ChromebookのLinuxにJoplinを入れる

という2通りの選択肢がありました。

両方試した結果、②の方が使い勝手が良さそうだったので、使っています。

特に、

クリップボードにコピーした画像を直接Ctrl+Vで貼り付け可能
プレビューをリアルタイムで確認しながら書ける

という部分が個人的に外せなかったので、Linuxアプリ一択でした。

インストールは以下のスクリプトで行えました。
自分は横着だったのでワンライナーでやりましたが、改ざん等が気になる方は一度ダウンロードして中身を確認してから実行するのが良いでしょう。

wget -O - https://raw.githubusercontent.com/laurent22/joplin/dev/Joplin_install_and_update.sh | bash



起動してオプションを選び、



同期の設定に自分のNextcloudサーバー情報を入れれば完了です。



Nextcloud パスワードは2要素認証を使っている場合、別でパスワード発行するのがいいでしょう。
公式ドキュメントUsing client applications with two-factor authenticationに記載があります。

英語を読むのがだるい人は、この記事に私が対応したときの説明があります。
参考にしてください。



Nextcloud WebDAV URLは
 https://<domain>/remote.php/webdav/Documents/Joplin
などとすればOKです。
この場合、NextcloudではDocuments/JoplinディレクトリにJoplinのデータがたまります。
こんな風に。



以上で設定は完了です。

自分はJoplinを
 時間を使って検討したい案件の管理
に使っています。
 いわゆる大事だけど緊急でないモノ
 例えば旅行のプランとか



一方でやること自体が大事で、考えることが不要な案件は、Microsoft Todoで管理しています。
 歯医者通院とか、会社帰りに買い物する、といったもの



このあたりは個々人の好みもありますので、いろいろツールを使うなかで自分に合ったスタイルを探してみてください。

終わりに

いかがでしたか。

OneDriveやGoogle Driveにデータを残したくない、というニーズには合うと思いますよ!

この記事を書いた人

組込ソフト歴15年の外資系エンジニア。
前職で組込Linuxを使った商品設計/品質確保の業務に従事。
Raspberry Piが好き。
株式投資で年50万円を稼ぐ。
妻は香港人(国際結婚)。

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