LightsailのWordPressにドメイン名でアクセスするとxxx.xxx.xxx.xxx.xip.ioにリダイレクトされてしまうのを修正する

AWS

約 4 分で読めます。

AWSのLightsailインスタンスにWordPressを入れて設定したドメイン名でアクセスすると、
 xxx.xxx.xxx.xxx.xip.io
とかいう、末尾にxip.ioが付いたドメイン名にリダイレクトされてしまうことがあります。
 ↓こんな風に。



この件はググるといろいろ出てくるので説明は省きますが、
Lightsail内のmysqlにかかれているURLを修正する必要があります。
 情報源: こことか (ありがとうございます)

ではさっそく修正方法を説明していきます。



まずLightsailにSSHでログインし、以下コマンドを入力してmysqlデータベースの中身を確認。
mysqlコマンドで指定するパスワードはWordPressにログインするときのものと同じです。

sudo mysql -u root -p
Enter password: (パスワードを入力)
use bitnami_wordpress;
select * from wp_options where option_name = 'siteurl' or option_name = 'home';



私の場合は以下のように表示されました。



これを直します。
データベースに明るくない方も安心です。
便利なツールSearch Replace DBがあるので、使いましょう。
 ここで紹介されていました。ありがとうございます。



以下のコマンドを入力してツールをダウンロードして展開。

wget https://github.com/interconnectit/Search-Replace-DB/archive/master.zip
unzip -d /opt/bitnami/apps/wordpress/htdocs/ master.zip



ツールを設置できました。
 http://<ドメイン名>/Search-Replace-DB-master/
にアクセスします。

以下のような画面が出てきますので、それぞれ入力します。
全て入力し終えたらSearch and Replaceクリックする前にもう一度確認しましょう。
特にwithの後ろに書いてあるドメイン名は一文字も間違えていないことを確認してください。

項目
replacexxx.xxx.xxx.xxx.xip.io
with(取得したドメイン名)
database namebitnami_wordpress
usernameroot
pass(ログインパスワード)
hostlocalhost



Search and Replaceをクリックすると、確認のポップアップが出ます。
問題なければそのままOK。心配ならキャンセルしてもう一度確認しましょう。



これで修正ができました。

データベースにアクセスするユーザー名・パスワードがネットワーク上を流れてしまっているので、ツールをすぐ削除します。

rm -rf /opt/bitnami/apps/wordpress/htdocs/Search-Replace-DB-master/



ドメイン名でアクセスできるようになったか確認してみましょう。

OKですね!

終わりに

いかがでしたか。

だいぶブログサーバーっぽくなりましたね!

お次はHTTPS化です!以下の記事で解説しています!

この記事を書いた人

組込ソフト歴15年の外資系エンジニア。
前職で組込Linuxを使った商品設計/品質確保の業務に従事。
Raspberry Piが好き。
株式投資で年50万円を稼ぐ。
妻は香港人(国際結婚)。

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